2011年02月28日

HDRビデオ

HDRビデオに関して覚書的に記す。

2010年9月20日付けでVimeo及びYouTubeにアップロードされた動画が話題を呼んだ。Soviet Montageという会社が、Canon 5D mark IIを2台用いて、露出アンダーと露出オーバーの映像を同時に撮影しHDR合成したものである。

これまで頻繁に見かけたtime lapse HDR(一定間隔で撮影した写真をパラパラ漫画の要領で動画化したもの)とは一線を画すこのHDRビデオは、史上初とWikipediaに記載されたが、どういう事情か現在その箇所は削除されている。

このたび、ドイツのSperon-VR社が、SpheroCam HDRなるビデオカメラを発表した。26段階の露出違いの映像を同時に撮影することができるという。

趣味人が手を出せる機材ではないが、今後はHDR映像が徐々に一般化してゆくかと思われる。CMとPVあたりが先駆けとなるだろう。

以下のビデオ作品は、一台のビデオカメラで撮影した映像を擬似的にHDR風に加工したものである。作成手順を末尾に記しておく。






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pseudo-HDRビデオの作り方

上の動画は、私にとって使い馴染んだAdobe After EffectsとLucis Proを中心に作成したが、HDR写真家であればだれもが持っているPhotoshopを使う手順をここでは紹介する。

CS3以降のPhotoshopには、動画ファイルを読み込み編集とレンダリングできる機能が備わっている。動画の読み込み方は通常の画像ファイルと同様だ。以下箇条書きに。。。

(1)動画を読み込む

(2)メニューの「ウインドウ」ー「アニメーション」をクリックすると、タイムラインが表示されるので、動画の再生も可能となる。

(3)読み込んだ動画を「スマートオブジェクト」に変換する。

(4)これでスマートオブジェクトに対応したフィルタやプラグインであれば動画のすべてのフレームに一気に施すことができる。具体的にはTopaz Labs社のプラグインを使う。

(5)色調補正その他修正が完了したら、「ファイル」-「書き出し」-「ビデオをレンダリング」

この過程で動画の全フレームにTopasz Adjustを適用することになるので、レンダリングにはそれなりの時間を要するが、Photoshopが自力でがんばるのでほったらかしでOK。

この方法だと動画から静止画シーケンスを書き出し、のちにそれらを再構築する手順がいらない。もっといえば、映像編集ソフトをなにひとつ使うことなくPhotoshopのみで完結する。

ただ、Topaz Adjust 3では問題なかったが4にバージョンアップしたらパソコンがクラッシュするという事例が報告されているので、お使いのパソコンのスペックによってはうまくいかない場合があるかもしれない。
この記事へのコメント
Timelapseと違って音声有りの動画からのFakeHDR Movieは違う面白さがありますね
Posted by A-GARAGE at 2011年02月28日 01:42
自分のpscs5はmovファイルが読み込めなかったっすヽ(´o`;ちょっと調べたところpscs5extenedでないとmovの読み込みがだめ?みたいな雰囲気でした。どうなんでしょ?
Posted by nobiann at 2011年02月28日 08:01
A-GARAGEさん☆

ウチの子には「気持ち悪い」と不評なんですけどね(笑)
Posted by 管理人Veronica at 2011年02月28日 14:01
nobiannさん☆

そうなんですか。

私はExtendedしか持っていないので確かめようがありませんが
Extendedとそうではないのとの違いは3D機能だけだと理解していました。

mov以外のムービーは読み込めるのでしょうか?
Posted by 管理人Veronica at 2011年02月28日 14:04
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